情報通信発信局【快適net】
PC technical 2017年4月版


MTU値(Max Transfer Unit)
RWIN値(Receive Window Size)
sendmail <NEW 2014>

プロバイダー (provider)
ベストエフォート(best effort)
SSL
Safari <NEW 2014>

ハッカー (hacker)
ハッキング(hacking)
ポートスキャン(portscan)
WEPキー <NEW 2014>

SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
SMTPサーバー
SSL(Secure Socket Layer)
RSS(Rich Site Summary)

スパイウェア(spyware)
スパム(SPAM)

全二重通信(Full-Duplex)
半二重通信方式(Half DupleX)
調歩同期方式

メーラー (mailer)
メーリングリスト(mailing list)
アカウント(account)

メールマガジン(mailmagazine)
BBS(Bullentin Board System)
CC(Carbon Copy)
BCC(Blind Carbon Copy)

マクロウイルス(macro virus)
ワーム
MTU(Maximum Transmission Unit) <NEW 2012>

ワクチン(vaccine)
バッファーオーバーフロー (buffer over flow)攻撃
バックドアー (Backdoor)
Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)

プロトコル(protocol)
プロセス間通信(interprocess communication)
フロー制御(Flow Control)

ファイル交換(file-trading)
共有
ピア・トゥ・ピア(peer to peer)
ノード(Node)

無線LAN
無線LAN の規格

サーバー (server)
ウェブサーバー (web server)
メールサーバー(mail server)

トロイの木馬
コンピューターウィルス(computer virus)
ウインドウズディフェンダー (Windows Defender)
IPv6(Internet Protocol Version 6)



パケット(packet)
イントラネット(intranet)
ホスト(host computer)

認証
ユーザー認証
デジタル署名
デジタル透かし、電子透かし(Digital Watermarking)

ハブ(HUB)
子ハブ、孫ハブ
スイッチングハブ(switching HUB)

「WWW」ワールドワイドウエッブ(World Wide Web)
スタイルシート(style sheet)
カスケードスタイルシート(cascade style sheet)
SOAP(Simple Object Access Protocol) <NEW 2012>

ドメイン(domain)
ドメイン・ネーム(domain name)
ドットコム(.COM)

OSI 参照モデル

アットマーク
インターネットプロトコル(Internet Protocol)
HTML(Hypertext Markup Language)
パケ詰まり <NEW 2014>

カスケード接続
サブネット・マスク(subnet mask)
インターネットラジオ
より対線(twisted pair cable)

FTTH(Fiber-To-The-Home)
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
ISDN(Integrated Services Digital Network)

DNS(Domain Name System)
DNSサーバ(Domain Name System Server)
DNSルートサーバー
独自ドメイン

NAT
PINGコマンド
URL(Uniform Resource Locator)

テルネット(Telnet)
ログイン(log in)
ログアウト(log out)

ショックウェーブ(Shockwave)
フラッシュ(Flash)
アプレット(applet)
XHTML(Extensible HyperText Markup Language)

ポップ 3(POP3)
CGI(Common Gateway Interface)
XML
バックプレッシャー (Back Pressure)

クッキー(Cookie)

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2017/04/30
【クッキー (Cookie)】

 Webサイトから送られてくるデータの事。

   World Wide Webのホームページにアクセスしたユーザーに関する情報を保存し、
  再利用する為に使われているインターネット技術。

  掲示板等で 1度訪問したところの名前が残っているのは、この機能を利用している。

   以前にそのホームページを訪れた時に、
  サーバーから自分のパソコンに、インターネットエクスプローラなどのウェブブラウザから、
  ドメイン名などの有効期限などの情報を送信している為。

   そして、次にそのホームページを訪問した時には、
  最初の時に受け取った情報をサーバーに対して送信しています。

  このような仕組み、または送信する情報の事をクッキーと言う。
  クッキーの情報を保存している場所は、パソコン側で有って、サーバー側では有りません。
  つまり、自分の情報が盗まれていると言う事では有りません。

   Webサーバー上で動作中のアプリケーションが、
  インターネットユーザーの状況やそのユーザーや関連する、
  情報を管理出来るようにする手段として多くの Webサイトで用いられています。

   Cookieを使用すれば、
  Webサイトの開発者は、ユーザーがインターネットブラウザの表示画面上で、
   Webページをどのようにカスタマイズしているかや、
  Webサイトを訪れたユーザーがどのように買物をしたかなどの情報を格納したり、
  同じユーザーによるアクセスを継続的に調査する為に使ったりする事が出来ます。

   セキュリティやプライバシー保護上の懸念から、
  デフォルトの設定ではこの機能をオフにしたり、
   Cookieの技術を使用している Webサイトを訪問した時に、
  警告メッセージをブラウザ画面に、
  ポップアップ表示したりするインターネットブラウザも多いです。

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2017/04/29
【ポップ 3(POP3)】

 Post Office Protocol version 3の略です。

  メールの受信側のユーザーがメールを読む時に使われるプロトコル。

   ユーザー名とパスワードなどを利用して、
  ユーザー認証をした上でメールサーバーに接続し、メールをダウンロードします。

  また、メールの削除や既読/未読の設定をサーバーに指示する機能も持っています。




【CGI(Common Gateway Interface)】

 WWWインターネットサーバーが外部プログラムを呼び出す為の仕様。

   掲示板(BBS)やチャットといったプログラムを実行する場合、
  そういったプログラムの実行ファイルが有る WWWサーバと、
  自分のブラウザ(PC)との仲介して取り次ぎ連絡をしてくれるプログラムの事。

  CGIプログラムに用いられる言語は「Perl」「Java」「C」 などが有名。




【XML】

 以前説明した HTMLの一種。

  HTMLとの違いは自分の目的に応じてタグを定義出来ます。




【バックプレッシャー (Back Pressure)】

  受信バッファーがあふれそうなハブ HUB装置が、
 事前にコリジョン信号を出して端末からのデーター送信を制御する方法。

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2017/04/28
【ショックウェーブ(Shockwave)】

 インターネット上で映像や音楽などのマルチメディアデータを再生する為のソフト。

  Webブラウザの拡張機能の一つで、マルチメディア用のコンテンツを再生するソフト。
  米マクロメディアが開発し、無料で配布を行っている。




【フラッシュ(Flash)】

  同上、現状では、ショックウェーブから取って変わったような状態で、
 フラッシュで再生されるコンテンツが世界的にも最も多いです。




【アプレット(applet)】

 Javaアプレットの事。

  プログラム言語 Javaを用いて構築された Webページに組み込まれているプログラム。
  インターネットブラウザで動作する。

   Javaアプレットは、
  インターネット経由で、ユーザーがその Webページを参照した時に、
   自動的にユーザーのパソコンにダウンロードされ、
  Webページが開いている間だけ、
  インターネットブラウザが表示している Webページ上で実行されます。




【XHTML(Extensible HyperText Markup Language)】

  Webページを記述する為に良く使われる、
 HTMLを XMLに適合するように定義し直したマークアップ言語の事。

  元々 HTMLは XMLの親にあたる SGMLから派生した言語で、
 Webブラウザメーカー主導で独自の拡張が続いてきた。

  この為 HTMLは XMLとは一部整合性を欠く言語仕様となっているが、
 両者の違いはある程度吸収できる範囲のもので有る為、
  従来の Webブラウザでも問題なく見られ、
 かつ XMLに準拠した文書を作成する言語仕様として XHTMLが作成された。

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2017/04/27
【テルネット(Telnet)】

 インターネットで繋がったコンピュータを遠隔操作する仕組み。

  インターネット上で広く使用されている。

   ネットワーク上で稼動するホストコンピュータにログオンする端末装置などの通信用機器が、
  そのホストコンピュータとの間で、
  コマンドなどの通信を行う為方式を規定した通信プロトコルでも有る。

  遠隔地からパソコンなどを使用して、ネットワークにログオンするユーザーが使用する。

   Telnetの通信プロトコルを利用して、
  端末エミュレーションの機能を実現するソフトウェアのことを意味する事も有る。




【ログイン(log in)】

 通信サービスを利用開始する事。

  ネットワークやオンラインで利用者が端末を接続して利用を始める事。

   ログイン手続きでは、正規のユーザで有る事を示す為に、
  登録されたユーザ ID(ユーザ識別番号)とパスワードの入力が必要になる。

  ログイン手続きが正常に行われると、そのサービスを利用出来る。
  ログオン/log-onとも言います。




【ログアウト(log out)】

 ネットワークやオンラインで利用者が端末の接続を終了して使用を終了する事。

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2017/04/26
【NAT】

  NATとは、
 ルーターやファイアウォールがプライベート IPアドレス(LAN内でのアドレス)と、
 グローバル IPアドレス(LAN外の一般インターネット網のアドレス)の変換を行う処理の事。

  グローバル IPアドレス(全世界で唯一のアドレス)は、
 イントラネット(社内網など)では、プライベートアドレスを使い、
 外部にアクセスする時だけルータ等がグローバルアドレスに変換します。




【PINGコマンド】

 一般にピンと呼びます。

  ネットワークのチェックで最も利用するコマンド。
  相手側に通信が可能か単純なパケットを送信してチェックを行います。

   Windowsでアクセサリのコマンドプロンプトを選んで、
  半角で「ping」と入力して、調べたい IPアドレスを「ping」に続けて入力して調べます。




【URL(Uniform Resource Locator)】

 インターネットで使われる形式で、インターネット上で統一的使用してるアドレスの事。

  いわば、インターネット上の「住所番地」という事になります。
  例えば「http://www.yahoo.co.jp/」など。

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2017/04/25
【DNS(Domain Name System)】

 ドメインネームシステムの事で、ドメイン名と IPアドレスを変換する為のデータベース。

   IE(インターネットエクスプローラー)などを使用して
  ユーザーが入力したインターネット アドレス(=URL)を元にして、
   Webサーバーの実際のインターネット上の位置、
  (IPアドレス)を割り出す役割(名前解決)を担うシステムの事。




【DNSサーバ(Domain Name System Server)】

  インターネットに接続しているコンピュータの、ドメイン・ネームや IPアドレスを管理し、
 ドメイン・ネームを IPアドレスに変換したり、その逆を行うサーバの事。




【DNSルートサーバー】

 世界中に 13基しか有りません。

   物理的な災害に備えて世界各地に分散され、
  米国政府機関、大学、企業、私的機関などによって運営されている。




【独自ドメイン】

  独自ドメインとは、
 例えば「abc.co.jp」の「abc」の部分を自分の好きな文字列に決めて、
 自分専用のアドレスにしてしまう事です。

  ホームページのアドレスを「http://www. (好きな文字列) .com/」にしたり、
 メールアドレスを、
 「(自由なユーザー名)@(自分のドメイン名)」という形式にして利用できます。

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2017/04/24
【FTTH(Fiber-To-The-Home)】

  各家庭や事務所に 1本ずつ光ファイバーケーブルを敷設して、
 電話や ISDNさらに CATVなど各種の通信サービスを提供する計画の事。

  日本では NTTが 2010年までに、
 家庭や会社までの回線をすべて光ファイバー化する計画を進めていました。




【ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)】

 一般の電話線(メタル配線)を利用したアナログ伝送技術。

  色々な xDSLの中で最も普及しています。

   上りと下りの速度を非対称(Asymmetric)にする事で、
  ネットワークの速度を向上させています。




【ISDN(Integrated Services Digital Network)】

 総合サービスデジタル通信網の意味。

  データ・音声・画像などのすべての情報をディジタル信号で伝送するネットワーク。
  一般的な電話回線(メタル)を使用してデジタル通信を可能にする技術。
  1回線の契約で 2回線分利用できますので 64kbps×2=128kbpsの通信が可能。
  ADSLのように距離に応じてスピードが減衰する事はあまり有りません。

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2017/04/23
【カスケード接続】

  ハブ同士を接続する目的で、カスケードポートを用いて接続したり、
 またはカスケードポート以外のポートをクロスケーブルで接続する事。

 ハブが 2台になって、ポート数を増やす事が出来ます。




【サブネット・マスク(subnet mask)】

  ネットワークをより小規模なネットワーク(サブネットワーク)に分割する際、
 各サブネットワークを識別する為に用いられるビット列の事。

  IPアドレスのホスト部分を分割する事で、
 一つの論理ネットワーククラスで複数の物理ネットワークを構築する。

  通常の利用では 1本の LANに 200台前後のコンピュータを接続する事が多い為、
 クラス Cを使う事が多く、そのデフォルト・サブネット・マスクは 255.255.255.0 。




【インターネットラジオ】

  インターネットプロトコルで、
 主として音声で番組を配信するインターネットのコンテンツの一形態。

 単にネットラジオまたはウェブラジオ、ネトラジ、IRともいう。

  ラジオと称してはいるが、
 電波では無く、インターネット上にて配信される為、パソコン等を利用して聴く。




【より対線(twisted pair cable)】

 英語のまま、ツイストペアケーブルと呼ばれる事も多いです。

  100BASE-Tのケーブルや USBケーブルなどに採用されています。

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2017/04/22
【アットマーク】

 「@」の事。

  メールアドレス専用で使われる記号でユーザー名とドメイン名の区切りとして使われます。




【インターネットプロトコル(Internet Protocol)】

 インターネットで使用されている TCP/IPのうちの IP(インターネットプロトコル)の事。

  インターネットの通信規約の事。




【HTML(Hypertext Markup Language)】

  ホームページを自分のパソコン(ローカル)に保存した場合、
 ファイルの拡張子は「htm」「html」になっていると思います。

  この 2つの形式は、
 「HTML」というホームページなどを作成する時に、
 使用される言語で記述されたファイルを意味します。

  これは、文字と画像が、別々になっていて、
 その別々の部品を「ハイパーテキスト」というリンク機能を持ったテキストになっている為、
 ハイパーテキスト、つまり「HTML」と呼ばれています。

  つまりホームページというものは、
 ハイパーテキスト形式で書かれた文書(ファイル)という事になります。




【パケ詰まり】 <NEW 2014>

  携帯電話の画面表示上は、
 電波の送受信状態が良好で有るにもかかわらず、
 通信速度が遅くなったり通信が途絶えたりする事。

  アンテナ状況では、
 電波受信感度が良好なのに、データ通信機能が正常に動作しない状況を意味して、
 繁華街やラッシュ時のターミナル駅、イベント会場などで発生しやすい。

  これは人口密集地で、
 同じ携帯電話会社の同じ基地局を利用中の加入者が他にもたくさんいる場合に、
  限られた周波数帯域が逼迫して起きると考えられ、
 スマートフォンの普及により一人あたりの通信量が急増して、
 事業者側の対策やインフラ整備が追いついていない現状が有るとされている。

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2017/04/21
【OSI 参照モデル】

 Open Systems Interconnectionの頭文字を取ったもの。

  「開放型システム間相互接続参照モデル」と訳されます。
  国際標準化機構(ISO)によって導入されたコンピュータネットワークの構築モデル。

   異なるコンピュータやネットワーク間の接続を容易にする為、
  通信規格の標準化を計る規格の事。

  通信に必要な処理機能を、7階層に分けて体系的にまとめています。


  以下のような 7つの層から成る概念が提唱されています。

  1.アプリケーション層(OSI参照モデルの第 7層)

     ファイルマネージャー、データベースマネージャー、
    電子メールなど、ユーザープログラムを支援する層です。


  2.プレゼンテーション層(OSI参照モデルの第 6層)

     そのままでは、ネットワーク上で伝送出来無い、
    バイナリデータを送信可能な形式への変換や受信したデータを、
     より上位の層で動作する、アプリケーションプログラムが認識できる形式への、
    復元機能を実現する為のデータの表現形式を規定します。

     コンピュータ間で転送する、
    文字コードの種類や文字データの変換方式などはこの層で行います。

     インターネットで Webページを表示する為に利用されている、
    HTTPプロトコルは、このプレゼンテーション層を含んでいます。


  3.セッション層(OSI参照モデルの第 5層)

     論理的な通信経路を確立する為に必要となる、
    通信の開始リクエストや終了リクエストなどに送受信するデータの形式などを規定。

     インターネット上の初めて Webサイトにアクセスした時に開設され、
    その Webサイトから別のサイトに移動する時に破棄される、
     各々のインターネットユーザーと Webサイト間で、
    一時的に結ばれる通信データの連絡路のようなもの。


  4.トランスポート層(OSI参照モデルの第 4層)

     ネットワーク層を通して送られて来たデータの整序や誤り訂正(エラー訂正)、
    および再送要求などを受け持つ、データ転送の信頼性を確保する為の方式を規定。

    TCPが、このトランスポート層に属する。


  5.ネットワーク層(OSI参照モデルの第 3層)

     データリンク層で規定されたプロトコルを使用して、
    ネットワーク上のリソースにアドレスを割り当て、
    データの伝送経路の制御やパケット交換などの通信手順を規定。

     インターネット上で使用されている通信プロトコルで有る、
    インターネットプロトコル(IP)は、このネットワーク層に属します。


  6.データリンク層(OSI参照モデルの第 2層)

     ネットワークに接続される機器同士での、
    電気信号の誤り訂正や再送要求などの通信方式を定めた規格。

     ダイアルアップ接続で使用される、
    PPPの通信プロトコルは、このデータリンク層に属します。


  7.物理層(OSI参照モデルの第 1層)

     ネットワークを構成するハードウェア機器に置ける、ケーブルの材質やコネクタ形状、
    および接続する機器同士でのデータ転送時の電気的特性(電圧など)を定めた規格。

     この物理層では、あくまでも電気信号における相互変換の規定だけを行い、
    通信されるデータの中身(論理的な構造)については、
    より上位の層(第 2層以上)の規定によって定義されます。

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2017/04/20
【ドメイン(domain)】

 インターネット上のコンピュータグループの名称。

  「xxx.co.jp」のように組織名、組織コード、国別コードで構成されています。

  頻出する例としては次の通りです。

   例: go(政府関連)、jp(日本)、ac(学校)、com(アメリカ)、co(企業)、ne(プロバイダ)

  ネット上のコンピュータ同士は IPアドレスによってお互いを識別し通信を行っているが、
   数字の羅列で有る IPアドレスは人間にとっては扱いにくい為、
  別名としてドメインを運用するようになった。

  ドメインと IPアドレスを対応させるシステムを DNSと呼びます。
  全世界の DNSサーバが連携して運用されている。

   一つのドメインに複数の IPアドレスを対応させたり、
  一つの IPアドレスに複数のドメインを対応させる事も出来る。




【ドメイン・ネーム(domain name)】

 インターネットに接続しているコンピュータに付けられた名前。

   インターネットに接続しているコンピュータは、
  IPアドレスという固有の番号を振り当てられています。

  しかしながら IPアドレスは単なる数値の為、分かりづらいです。
  そこで、分かりやすい名前を付けたものをドメインネームと言います。
  例えば「www.yahoo.co.jp」は、yahooの WWWサーバを表しています。




【ドットコム(.COM)】

 インターネットの「gTLD」で使われる記号。

   インターネット発祥のアメリカでは、
  TLDに国名では無く、主に組織の属性が使われました。

   COMは commercialの略で営利目的の法人に使われていましたが、
  インターネットの拡大とともに命名法が守られなくなり、
  個人でも取得可能となってしまいました。

  今では、むしろドメイン識別の代表的な記号のようになっています。

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2017/04/19
【「WWW」ワールドワイドウエッブ (World Wide Web)】

  WWWサーバーが管理しているデーターベースに、
 ブラウザーと呼ばれるクライアントのソフト、
  (例: outlook)でアクセスするシステムの事。

  世界中に点在するサイトが、
 国境を越えてリンクしている事を「クモの巣=Web」に例えています。

 多くのホームページのアドレスに「WWW」とつくのもこれの理由によります。




【スタイルシート(style sheet)】

 ホームページを作成する時の書式(スタイル)の一種の事。

  文章のレイアウトや装飾といったスタイルを登録した雛形でも有る。
  Webページに置ける CSS(Cascading Style Sheet)を指す事も有る。




【カスケードスタイルシート(cascade style sheet)】

 Webページのテキストの書式設定を正確に制御する HTML構文の事。

   書式設定に関する情報は Webサイトのスタイルシートに保存され、
  ページ全体に設定する事も、一部のページに設定する事も出来る。




【SOAP(Simple Object Access Protocol)】 <NEW 2012>

  XMLと HTTPなどをベースに、
 他のコンピュータに有るデータやサービスを呼び出す為のプロトコル。

 Microsoft社や UserLand Software社、Developmentor社が中心となって開発された。

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2017/04/18
【ハブ(HUB)】

 LANネットワークで、複数台の端末(パソコンやプリンター)を接続する集線装置の事。

  イーサーネットの 10/100BaseTで使われる集線装置の事。
  信号を中継するリピータの一種で複数のポートを持つマルチポートリピーターでも有ります。
  このポートからツイストペア線をスター状にのばし端末に接続する。
  ツイストペア線の末端には、モジュラージャックがつきます。




【子ハブ、孫ハブ】

  ツリー状に配置したハブの内、
 カスケード(ピラミッド型に配下につけた)の二段目、三段目のハブの事。




【スイッチングハブ(switching HUB)】

  送られて来たパケット(データ)をデーターリンク層で認識し、
 その MACアドレスを判別する事で、
 送り先のマシン(端末)が接続されているポートだけパケットを流す。

 このようにハブの内部で回線を切り替えているように見える為、スイッチングハブと呼ばれます。

  不要な端末には、
 データが送られないのでネットワーク全体の中でのトラフィックが減少し、
 コリジョンが発生しにくくなるのでネットワークが効率的に運用できます。

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2017/04/17
【認証】

 一般的に、ネットワーク上のセキュリティ技術のことを指す事が多い。

  転送されたメッセージが確実に送信者から送られてきたものかどうかを確認する事。
  発信者が本人で有るかどうかの確認する方法とも言えます。
  広義には、コンピューターに限らず、玄関のセキュリティの場面などにも用いられます。




【ユーザー認証】

 電子認証によるユーザーの確認の事。

  システムやアプリケーションを正当に使えるユーザーかどうかの確認などに使われます。

   サーバーにログインする場合、
  ユーザー名とパスワードでユーザー認証が行われる事が多いです。




【デジタル署名】

 デジタル署名は発信者からのデータが改ざんされていない事を保証する電子的な情報です。

  イメージとしては電子的な「印鑑」だとも言える。
  デジタル署名には公開鍵暗号の技術が利用されています。




【デジタル透かし、電子透かし(Digital Watermarking)】

  画像や音楽などのなどのデジタルコンテンツに、
 不正コピーを防ぐ為に埋め込まれた「透かし」またはそれを埋め込む技術の事。

  透かしに著作者などの情報を入れる事でコンテンツの著作権を明らかに出来るうえ、
 オリジナルか不正コピーかを見分ける事が出来ます。

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2017/04/16
【パケット(packet)】

 通信でのデータの単位、パケット通信方式でのデータの伝送単位。

   パケット通信では、
  大きなデータを複数の小さなサイズに分割して送信する仕組みになっています。

  その分割された一つのデータの事を「パケット」と言います。

   1つのパケットは、パケットヘッダーとデータ部とで構成され、
  パケットヘッダーには、識別番号、送信元と送信先のアドレス、
  および伝送エラーを制御する為の情報が含まれます。

  そして、データ部には、送信時に分割された実際のデータの一部が含まれます。




【イントラネット(intranet)】

 LANをインターネットの技術でさらに広範囲かつ簡単にやすく実現しようとしたもの。

   社内の従業員など、特定のユーザーのみが利用できる、
  組織内専用のネットワークで「プライベートネットワーク」とも呼ばれます。




【ホスト(host computer)】

  ホストコンピュータの略で、ネットワークでコンピュータを使用している時、
 全体の管理や中心的な処理をしているコンピュータの事を指します。

 サーバーのようなもの。

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2017/04/15
【トロイの木馬】

  悪意の有る不正プログラムの一種で、
 メール添付などによってパソコンに侵入して、
 アプリケーションやファイルの書き換えなどを実行します。

 なお、他のパソコンへの増殖は行わない為にウイルスとは別に扱われる事も有ります。




【コンピューターウィルス(computer virus)】

  コンピュータのソフトウェアに密かに仕掛けられ、
 ネットワークやリムーバルなディスク等を媒介に、
 他のコンピュータに感染して行くプログラムの事。

  メッセージを画面上に表示するだけ等、
 実害のないものから、感染先のパソコン内部のデータを消してしまう悪質なものまで、
 種類は様々。

 感染を防止する為の「ワクチン」と呼ばれるソフトも有ります。




【ウインドウズディフェンダー (Windows Defender)】

  Windows Defender は、
 スパイウェアなどの迷惑ソフトウェアが原因で発生するポップアップ表示、
  パフォーマンス低下、セキュリティ上の脅威からパソコンを保護して、
 パフォーマンスの低下を防止するプログラムです。




【IPv6(Internet Protocol Version 6)】

  TCP/IPは、インターネットで非常に普及してきたプロトコルで有るが、
 ホストアドレスを表わす為のフィールドが 32bitしかない為、
 もうしばらくすると、アドレス空間が枯渇してしまう見込みとなっている。

  そこで、アドレス空間の拡大を図り、さらに従来の TCP/IPの問題箇所を修正したり、
 欠けていた機能を追加して、新しいプロトコル体系が出来つつ有る。

 それが IP Version 6(IPv6)で有る。
 Ipng(IP next generation)とも呼ばれている。

  IPv6では、各ノードは 128bitのアドレスフィールドを持ち、
 しかも、このアドレスの中にネットワークカードの物理アドレス、
 (MACアドレス)やルーティング情報なども含める考えが有る。

  セキュリティ機能(暗号化や認証など)やサービスに応じた確実な通信の保証、
 (優先度を付けたデータの配信)などの機能を持たせたり、
 従来の TCP/IPプロトコルとの相互接続性も確保したりしようとしている。

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2017/04/14
【サーバー (server)】

  ネットワーク上でサーバー (配布するもの)の役割を果たすコンピューター、
 また、そのサービスを提供するコンピューターの事を指します。

  小規模なネットワークでは、一台だけの場合も有りますが、
 大規模なネットワークでは、複数のコンピュータで分散して処理を行う場合もあります。




【ウェブサーバー (web server)】

  インターネットの Webサービスを提供するソフト、
 または、そのソフトウェアが動作しているコンピューターの事。

  インターネットで、ブラウザーの要求に対しで、
 HTMLで記述された情報やそれにリンクされた情報を HTTPプロトコルで提供する。




【メールサーバー (mail server)】

 メールサーバーは発信と受信でサーバーが異なります。

 <POPサーバ>

   「POPサーバー」とは、POPというプロトコル(通信規約)を使うサーバーの事で、
  POPが受信用プロトコルの代表格という事から受信用メールサーバーの事です。


 <SMTPサーバー>

   SMTP発信プロトコルを使う「SMTPサーバー」が、
  送信用メールサーバーと言う事になります。

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2017/04/13
【無線 LAN】

 無線 LANは、名前通り LANケーブルを使わず無線で通信を行う LANです。

  光方式も有りますが、電波方式が主流です。
  電波方式では IEEE802.11bという規格に準拠した製品が現在最も普及しています。

   ただし、有線の LAN、
  伝送速度 100Mbpsの 100BASE-TXなどと比べて、伝送速度は遅くなってしまいます。


  実際に無線 LAN環境を構築するのに必要な機器は、

  1.無線LAN アクセスポイント

    有線LAN のハブに相当するものです。
    製品によっては「ベースステーション」などと呼ばれてます。


  2.無線LAN アダプタ

    有線LAN の LANアダプタに相当するもので、無線LAN カードなどとも呼ばれます。
    ノートパソコン用の PCカードタイプのものが多く出回っています。




【無線LAN の規格】

 IEEE802.11a

  5GHz帯の電波を利用し、最大 54Mbpsと速度が速いのが特徴。
  しかし電波の回り込みが悪いので遮蔽物に弱いのが弱点。
  法律上屋外の使用は禁止。


 IEEE802.11b

  現在最も普及している無線 LANの規格。
  2.4GHz帯を使用し、最大 11Mbpsの速度が出る。


 IEEE802.11g

  速度が遅い 11bを改良した無線 LANの規格。
  11b同様 2.4GHz帯を使用。
  11bの上位互換。
  回り込みの性能が高く、遮蔽物に強い。
  最大 54Mbpsの通信が可能。

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2017/04/12
【ファイル交換(file-trading)】

  複数のユーザーで、
 音楽データなどのファイルを交換し合う目的のファイルを共有するソフト。

 WINMX Winnyなどが有名。

  音楽や映画、市販のアプリケーションソフトなども、
 不特定多数と交換する事ができる為著作権が問題となっています。




【共有】

  ネットワークに繋がっている、
 コンピューター上のファイル、プリンター、ハードディスクなどの周辺機器を、
 他のコンピューターから利用する機能やサービスの事。




【ピア・トゥ・ピア(peer to peer)】

  LANネットワークで結ばれたコンピュータ同士が、
 媒介するホストコンピューター (サーバー)を介さずに、
 サーバで有ると同時にクライアントにもなり、お互いににデータをやりとりする事。

 パソコンとパソコンを直接繋いで交信する事。




【ノード(Node)】

 コンピューターの具体的な機器や処理の名称では無く漠然とした概念。

  ネットワーク上の回線や中継線を集中して接続する接点を指す事も有ります。
  または、ネットワークを構成するコンピュータ、中継器、端末などの装置の総称。
  その他 LANの一本のセグメントと、ほぼ同じ意味。
  クラスターシステムに置ける構成単位など。

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2017/04/11
【プロトコル(protocol)】

 コンピュータ間の通信方法を定義した規則の事を指します。

  インターネットでは、TCP/IPというプロトコル(通信規約)が用いられています。

   その他、メール送受信を行う時に使うプロトコルは、
  送信する時に使用するのが「SMTP」、
  受信する時が「POP」というプロトコル(通信規約)を使います。

  また、ホームページを見る時に使うプロトコルは「HTTP」というプロトコルを使います。

   階層化する事で、上位のプロトコルは、
  自分のすぐ下のプロトコルの使い方(インターフェース)さえ知っていれば、
  それより下で何が起きているかをまったく気にする事なく通信を行う事が出来ます。




【プロセス間通信(interprocess communication)】

  プログラムのプロセス間で、
 互いに処理の同期をとったり、メッセージを交換したり、メモリを共有する事。




【フロー制御(Flow Control)】

  ネットワークに限らず、
 通信全般に用いられる言葉で送られてくる情報量を制御する事で、
 送信側と受信側の調整をはかる機能の事。

 調整が上手くいかず、データーがあふれる事をオーバーフローと言います。

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2017/04/10
【ワクチン(vaccine)】

 コンピュータ・ウィルスに対する為の修正・対策用プログラムの事。




【バッファーオーバーフロー (buffer over flow)攻撃】

  ハッカーの攻撃の一つ手段で、
 攻撃目標のソフトの受信バッファーに、
  プログラムが予定したよりもはるかに長いメッセージやデータを送り込んで、
 バッファーの容量を超えさせたりまたはコンピューターを再起動させるなどを起こす攻撃。

  とくに、アドレスバーのフィールド内に入り切らないほど、
 多数の文字を詰め込む攻撃を指す事も有ります。




【バックドアー (Backdoor)】

  ハッキングしようとするパソコンに(クライアント)ソフトをインストールし、
 侵入を受けたコンピューターに、リモートでの無制限なアクセスを可能にします。




【Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)】

  HP一部分だけを動的に書き換えて、
 ユーザーの操作に対してすぐに反応できる Webアプリケーションの開発方法。

  ページ全体の読み込みとは別に、ページ全体の表示の終了を待つ事なく、
 サーバーとやりとりして、ブラウザ画面に表示されている、
 ページの中の必要な部分だけを必要に応じて書き換える Webアプリケーションの開発手法。

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2017/04/09
【マクロウイルス(macro virus)】

  「Word」や「Excel」などのアプリケーションのマクロ機能を使って、
 それらの文章ファイルやデータファイルに感染するウイルスの事。

 当然「Word」や「Excel」もしくはそれと互換の有るアプリケーションでないと感染しません。




【ワーム】

  コンピューターウイルスの一種で、
 ネットワークなどを通じて他のパソコンに感染を広げる事を目的とした不正プログラムの事。

  代表的なものは、
 パソコンに登録されているメールアドレス先に自分のコピーを送信して感染を広げます。

  通常のウィルスというのは、
 何らかのファイルに感染し、それと一体になってシステムの破壊などの活動を行います。

  これに対しワームは、他のファイルに感染するのでは無く、
 単体で活動を行い、自己増殖しながら被害を広げていくタイプのプログラムです。

 他のファイルに感染しなくても活動できるような悪質なプログラムの事をワームと言います。




【MTU(Maximum Transmission Unit)】 <NEW 2012>

 通信ネットワークで 1回の転送で送信できるデータの最大値を示す値。

  送信する側が接続ごとに値を設定できる。

   送信側ホストが受信側ホストより大きい MTUを持っていた場合、
  送信側が受信側の MTUに従ってデータを再分割して送信。

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2017/04/08
【メールマガジン(mailmagazine)】

 定期的に電子メールで配信される電子雑誌のようなもの。

  メールマガジンの内容は趣味、ビジネス、スポーツ等様々。
  殆どが無料で定期的に配信されている。
  テキスト形式のものや HTML形式のものも有る。




【BBS(Bullentin Board System)】

  「電子掲示板システム」インターネットで、
 メッセージを誰もが書き込んだり読めたり出来るシステムの事。

 いわゆる電子掲示板をネットワーク上で利用できるもの。
 1人から不特定多数への情報提供に使われる、伝言板的な役割を果たすシステム。
 最近は、事前に住所・名前を登録して、パスワードを入れないと書き込めない BBSも多いです。
 いわゆる「掲示板荒らし」を防ぐ為です。




【CC(Carbon Copy)】

 電子メールの機能の 1つで、複数の相手にメールを同時に送信できる機能の事。

   CCは、写しのメール宛先の事、
  メインに送る人をここに入れると失礼になるので注意が必要。





【BCC(Blind Carbon Copy)】

  電子メールの機能のひとつで、
 メールを同時に複数の人に送信する際に、受信者以外の宛先を隠す機能の事。

  コピーを送るのですが、
 正の送り先の人には、宛先が見えないようになっています。

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2017/04/07
【メーラー (mailer)】

 電子メール専用のソフトの事。

  有名なところでは、マイクロソフトOE(OutlookExpress)など。
  メールソフト、メールハンドラ、メールリーダーとも言います。




【メーリングリスト(mailing list)】

  インターネットのメールを利用し、同じ興味や話題を持った仲間など、
 あらかじめ登録されているメールアドレスに、メッセージを一斉に発信するシステムの事。

  複数のメールアドレスが登録されている物を 「リスト」 と言い、
 その「リスト」に登録されている各メールアドレス 1つ 1つを「参加者」と言います。

 MLと略して書きます。




【アカウント(account)】

 ネットワークを利用できる権利の事。

  または利用する時に必要な IDの事。
  通常プロバイダと契約した際に発行されるユーザ IDの事。
  これはインターネットに接続する為に必要になる IDで PPPアカウントと呼ばれます。

   また、電子メールを利用する際に必要な IDをメールアカウントと呼び、
  メールアドレスの「@(アットマーク)」より前の部分の事を指します。

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2017/04/06
【全二重通信(Full-Duplex)】

 通信チャネルを通して、両方向に同時に情報を送信できるシステム。

  通信を行っている双方が同時にデータを送受信できる通信方式。
  つまり、受信と送信双方向の通信を同時に行う事。

   双方が同時に送受信するので、
  信号の衝突が起きないよう使用する周波数を別にしたり、
  エコーキャンセラという技術が使われます。

  パソコン通信では、殆んどこの方式が使われています。




【半二重通信方式(Half DupleX)】

 通信チャネルを通じて、一度に一方向にのみ情報を送信できるシステム。

  送信と受信を交互に行う通信方式。
  回線上の伝送方向を交互に切り替えて送信と受信を行います。
  不便だが全二重の 2倍の通信速度が実現できます。




【調歩同期方式】

  通信プロトコルのひとつで、
 データの送信側と受信側で、同期のタイミングをとらずに、
 データの 1文字単位で同期をとる方式の事。

 非同期通信方式とも言います。

  データの受信間隔が不定期になる為、
 受信側のモデムに対して、
 1文字分のデータの始まりと終わりを伝える為の信号を送信しなければならない。

 その信号の事を「スタートビット」と「ストップビット」と呼びます。

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2017/04/05
【スパイウェア(spyware)】

  ユーザーのインターネット閲覧行動を追跡するもので、
 その情報がマーケティング会社に売られる事も有ります。

 PDSなど他のソフトウェアに一緒になってダウンロードされる事が多いです。

  一度インストールされるとユーザーが訪れるウェブサイトを追跡し、
 ユーザーのプロフィールを作成する為にその情報を製作者に報告します。

  その他、ポップアップ広告を表示し、
 実際は関係の無い、ウェブサイトがその広告を表示しているかのように見せかけます。

 それだけで無く、クレジットカードの情報さえ集めてしまう可能性が有る。

  ただし、直接パソコンおよびパソコンのシステムには、
 危害を及ぼさない事からウイルスとは、区別されます。




【スパム(SPAM)】

 広告などのメールを大量に送信する事。

  迷惑メール行為とされている。

   同一メッセージのコピーを大量に、
  特定の電子メールアドレスやニュースグループに送信する事。

   広告などのメッセージを、
  不特定の相手に対して大量に発信する事をこのように呼ぶ事も有ります。

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2017/04/04
【SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)】

 インターネット上の標準的なメール転送プロトコル。

   TCP/IP プロトコルの一種で、
  メッセージ転送エージェントの間で行われる、
  電子メールの交換を制御する為のプロトコル(通信規約の事)。




【SMTPサーバー】

 電子メールを管理するサーバーの事。

   SMTPプロトコル(通信規約の事)を利用した、
  電子メールの送信機能を提供するサーバーコンピュータの事。




【SSL(Secure Socket Layer)】

 ネットワーク間で、データを転送する際のセキュリティ機能を付加する仕組みの事。

   暗号化技術を用いて、クレジットカード番号などの重要な情報が漏れるのを防ぎ、
  安全な通信チャネルを確立する為に提案された暗号化プロトコルの公開標準の事。

   主として、インターネット Web(World Wide Web)上に置いて、
  セキュリティで保護された電子商取引などを実現する用途で使用されているが、

   World Wide Web以外の、
  他のインターネットサービスでも同様に機能するように設計されています。




【RSS(Rich Site Summary)】

 HPの見出しや要約などのメタデータを構造化して記述する XMLベースのフォーマットの事。

  そのサイトの更新情報を公開するのに使われています。

   RSSで記述された文書には、
  Webサイトの各ページのタイトル、
  アドレス、見出し、要約、更新時刻などを記述する事が出来ます。

  これで、多数の Webサイトの更新情報を統一的な方法で把握できます。

   指定したサイトの RSS情報を取り込んで、
  更新状況をまとめた Webページを生成する巡回ソフトや、
  デスクトップに指定したサイトの更新情報を表示するティッカーソフトなどが有ります。

  また、有名なウェブログなどでは更新情報を RSSで公開するところも有ります。

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2017/04/03
【ハッカー (hacker)】

 本来はコンピュータ中毒症のマニアの意味。

  パソコンの技術にはまった人を指しました。

   最近では、ネットワークに接続されたコンピュータに侵入し、
  データの破壊や盗み、いたずらなどの犯罪行為を行う者を指す場合が多いです。

  このような者をクラッカーと呼び、区別する場合も有ります。




【ハッキング(hacking)】

  ソフトウェアのプログラミングやネットワークの接続に夢中になり、
 上記ハッカーのする行為を指します。

  他人のコンピュータやネットワークに無権限で侵入して、
 データを改ざんしたり、システムを破壊するなど、
 より悪意の強いハッキングを、特にクラッキングと呼んで区別する場合も有ります。




【ポートスキャン(portscan)】

  サーバーで動作する様々なソフトには「ポート」と呼ばれる出入り口が有る為、
 侵入者はネットワークを通じて、そのコンピュータにアクセスし、侵入できるポートを探します。

 そうした行為を指します。
 ハッキングする場合は、まずこのポートスキャンから始めると言われています。




【WEPキー】 <NEW 2014>

  WEPキーとは、
 無線LAN に置いてデータ通信を安全に行う為の暗号化に用いる鍵の事です。

  WEPとは Wired Equivalent Privacy Keyの略で、
 無線LAN に置いて、データを暗号化する方式のひとつ。

  有線通信に比べ、無線による通信は第三者から傍受されやすい事から、
 セキュリティを考慮してデータを伝送する際に暗号化する。

  暗号化とは、暗号鍵を用いて、
 情報を第三者が見てもすぐには意味の分からない暗号文に変換する事、
 WEPキーとは WEP暗号方式で暗号化に用いられる鍵。

  アクセスポイントとパソコン側に共通の WEPキーを登録し、
 それをもとに生成した暗号鍵で通信データを暗号化する。

 この暗号化を解くには、復号する為の復号鍵が必要となる。

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2017/04/02
【プロバイダー (provider)】

 パソコンをインターネットへ繋げてくれる会社の事。

  インターネットへの接続サービスなどを提供する会社。

   回線(通常の電話回線や光ファイバーケーブル)を経由して、
  プロバイダ−を通じてインターネットと接続されます。

   プロバイダーと契約すると、
  プロバイダーは、
  回線で接続したコンピュータに IPアドレスや電子メールアドレスを割り当てます。




【ベストエフォート(best effort)】

 ネットワークなどの通信サービスの品質を保証しない方式の事。

  データ通信速度や信頼性などが保証されない事。
  1つの回線を複数ユーザで共用するような場合に用いられる通信方式の場合に適応される。
  簡単に言うと、共用されているので相手が有る為、保障は出来無いと言う趣旨。

   最大伝送速度が 100Mbpsだからといって、
  必ずしも 100Mbpsが、フルで使用されるとは限らないという事。




【SSL】

 インターネット上で情報を暗号化して送受信するプロトコルの事。

   インターネットで広く使われている WWWや FTPなどのデータを暗号化して、
  プライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、
  企業秘密などを安全に送受信する事が出来ます。

   SSLは、公開鍵暗号や秘密鍵暗号、デジタル証明書、
  ハッシュ関数などのセキュリティ技術を組み合わせ、
  データの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐ事が出来ます。




【Safari】 <NEW 2014>

 Safariとは Appleが開発した Webブラウザの名称。

   標準ブラウザとして Mac OS Xを搭載したコンピュータに、
  内蔵されるようになったものですが、
  2007年 6月には Safariの Windows版も提供を開始。

  Safariは Firefox 2の最大 3倍、Opera 9の最大 5.5倍という読み込みスピードを誇っています。

   また、ネットサーフィン中に「戻る」ボタンの替わりに押せば、
  Webサイトのトップページに瞬時に戻る事が出来る「SnapBack」機能も特徴。

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2017/04/01
【MTU値(Max Transfer Unit)】

 IPパケット(データ転送の最小単位)データのサイズ。

   この MTU値が小さい場合、
  その分パケット量が増えますので結果的に速度が低下してしまいます。

  ただし相手側の MTU値よりも大きくても分割されてしまうので効果が無くなります。
  Ethernet(LAN)では 1,500ぐらいが最適とされています。




【RWIN値(Receive Window Size)】

 データの転送で、エラーチェックなしで転送できるデータ量。

   数値が大きいとエラーチェックが減少しますが、
  エラーが発生した際は、またその量だけ転送を行わなければなりませんので、
  結局、時間がかかる事になってしまいます。

  普段利用するネットワークに合わせて最適な値にする事が必要になってきます。


 <補足>

  上記 2点を調整する事で、インターネットへの接続スピードが変わって来ます。

   特に Windows2000以前では、
  現在のブロードバンドのスピードが想定されてませんでしたので、
  これを変更する事で、アクセススピードも改善できる可能性が有ります。




【sendmail】 <NEW 2014>

 sendmailとは、インターネットで電子メールを送受信する為のサーバ用ソフトウェアの事。

   インターネットで電子メールを送受信する為の、
  メールサーバ用のソフトウェアの事を MTA(エムティーエー)というが、
  sendmailは、その MTAの一種です。

  MTAは Message Transfer Agentの略。

  MTAは、ユーザが送信したメールを受け取って、他のメールサーバに引渡し、
   更にそのメールサーバがバケツリレー式に目的の宛先まで配送したり、
  届いたメールをユーザが受け取るまで保管したりするという役目を持っている。

   sendmailは、
  SMTPというメール送信プロトコルを使って相手のメールサーバと通信をします。

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