情報通信発信局【快適net】
Windows Vista Tips 2015年 5月版


ディスク管理、ファイルが削除できない Windows7 <上級技>
パフォーマンスの情報とツール

ReadyBoost ( レディー ブースト )
複数の USBメモリで ReadyBoost Windows7
IE7のタブブラウジング
エアロの半透明を無効にする Windows7
アドインなしの IEを使う
管理者権限でソフトを使う Windows7
IEをビューアとして使う
互換モード Windows7 <上級技>
「お気に入り」 をインポートする
Webページでの BGMを鳴らないようにする
複数の場所の時刻を表示する
ウィンドウを閉じるいろいろな方法
メニューバーがない
アイコンをグループ化する
メニューバーを表示する
サイドバーとガジェット


( 用語 )


<エアロ Aero>

「Windows Vista」 のグラフィカルユーザーインターフェース ( GUI ) の描画機能の総称。

3Dグラフィックや透明感をたくさん用いた美しい画面を表現する。

ただし、エアロを使うにはグラフィックチップに一定以上の性能が要求されます。
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2015/05/31
【サイドバーとガジェット】


 WindowsVistaの画面は、標準で右側に 「Windowsサイドバー」 が表示されます。

 透明なので、分かりづらいですが、

 よくよく見ると線のようなものが見えて、サイドバーのスペースが確認できます。

 このスペースは、「ガジェット」 を並ベるためのスペースです。

 ガジェットは、巨大なアイコンスタイルのミニアプリケーションで、

 いつも起動して置いて、すぐに、便利に利用できます。

 たとえば、グラフィックがきれいな時計。

 単純な時計ですが、画面右下のタスクバーの時計とは違い、

 とても大きくて、奇麗で認視性が高くなってます。

 実は、ガジェットは、ドラッグするとデスクトップの上に移動させることもできて、

 画面の真ん中にも配置できます。

 ガジェットは、他にもタイマーやメモ用紙などがあり、使いたいものを選べます。

 ゲームを楽しんだり、お気に入りの写真を小さなスライドショー表示するものもあります。

 また、インターネットの情報を取り込んで、天気予報や RSSの表示ができるものもあります。

 Windows7では、デスクトップの好きなところに、ガジェットを置くことができます。

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2015/05/29
【メニューバーを表示する】


 WindowsVistaのフォルダでは、

 従来のウインドウズの 「ファイル」 や 「編集」 などのメニューが一覧表示されている

 「メニューバー」 が表示されません。

 このメニューバーは 「Alt」 キーを押すとー時的に表示され、何か操作をすると消えてしまいます。

 ただし、常に表示させておくこともできます。



 方法は次のとおりです。


 1.ツールバーの 「整理」 ボタン、→「レイアウト」 を選択します。

 2.「メニューバー」 を選択しておきます。


 これで、毎回 「Alt」 キーを押さなくても表示されたままになります。

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2015/05/27
【アイコンをグループ化する】


 エクスプローラ等の表示で、「表示」 を選択すると、「名前」、「サイズ」、「種類」、「更新日時」 などの

 詳細情報を基準にファイルをグループ化できます。

 名前別であれば、ファイルを名前別にグループ化すると、

 アルファベット、数字、五十音の昇順でグループ表示されます。



 設定の方法は次のとおりです。


 1.フォルダもしくは、エクスプローラーを起動します。

 2.フォルダもしくは、エクスプローラーで、「表示」 メニューを何度か押すと表示形式がいろいろかわります。

 3.さらに、「表示」 の右の小さな 「▼」 を押すと、

   アイコンや表示形式を縦のスライダーで調節することができます。


 これで、これ以降、名前、アクセス日時、種類を選べばその種類で見やすくソートされます。

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2015/05/25
【メニューバーがない】


 WindowsVistaでは、

 フォルダウインドウや IE7 ( InternetExplorer7 ) など、

 ウインドウを開いてもメニューバーがないウインドウが複数あります。

 これは、画面を広く使うため、一部のソフトやウィンドウはメニューバーを省略しているためです。

 しかし、メニューバーを表示することも可能です。



 方法は次のとおりです。

   → 「Alt」 キーを押します。


 これで、多くのソフトのメニューが表示されるようになります。

 フォルダウインドウや InternetExplorerでこの方法が使えます。

 「Alt」 キーは、パソコンのキーボードの一番下、スペースキーの左右両隣あたりにあると思います。

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2015/05/23
【ウィンドウを閉じるいろいろな方法】


 ウィンドウを閉じるとき、通常は右上の 「閉じる」 ボタンをクリックしますが、

 WindowsXPにはその他にもウィンドウを閉じるための方法がいくつかあります。



 ここで紹介する方法を使えば、

 その都度右上にカーソルを移動しなくてもウィンドウを閉じることができます。


 <方法 1>


   ウィンドウ左上のフォルダのアイコンをダブルクリック。

   フォルダのアイコンをクリックして表示されるメニューで、「閉じる」 を選択して閉じることもできます。



 <方法 2>


   タイトル バーを右クリックして表示されるメニューから、「閉じる」 を選択して閉じることができます。



 <方法 3>


   キーボード ショートカットで閉じることもできます。

    → 「Alt」 キー +「F4」 キー



 <方法 4>


   キーボード ショートカットで閉じる方法がもう一つあります。

    → 「Alt」 キーと 「スペース」 キーを押してメニューが表示されたら 「C」 キーを押す。

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2015/05/21
【複数の場所の時刻を表示する】


 もちろん Vistaの時刻は、インストール時に設定したタイムゾーンが 1つ表示されます。

 しかし、設定すれば、別の場所の時刻も同時に表示することができます。



 方法は次のとおりです。


 1.「コントロールパネル」→「時計、言語、および地域」→「日付と時計」 を選択。

 2.「日付と時計」→「追加の時計」 タブをクリック。

 3.「この時計を表示する」 にチェックを入れ、

   「タイムゾーン」 で地域を選び、「表示名の入力」 に地域名などを入れる。


 これで、タスクバーの時計をクリックすれば、その時計を同時に表示できます。

 また、ガジェットを使っても、複数の場所の時刻を表示することができます。

 ガジェットは別途ご説明します。

 外国に家族や友人がいる場合、電話するタイミングを知るのに便利です。

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2015/05/19
【Webページでの BGMを鳴らないようにする】


 インターネットで Webページを表示すると、時たま BGMが設定されていて鳴り続ける場合があります。

 楽しい設定ですが、何度も、開いていると少し邪魔になったり、

 状況によっては、回りの人への配慮で鳴らないようにしたくなる時もあります。

 鳴らないように次の操作で設定することが出来ます。



 方法は次のとおりです。


 1.InternetExplororを起動し、「ツール」 から 「インターネットオプション」 を選択します。

    → 「ツール」 が見当たらない時は、「Alt」 キーを押します。


 2.「詳細設定」 タブを開きます。

 3.「マルチメディア」 の項目から 「Webページのサウンドを再生する」 のチェックを外し、

    → 「OK」 ボタンを押します。


 この設定で、BGMが設定されているWebページを開いてもサウンドが鳴りません。

 なお、見ている途中で、一時的にサウンドを停めたい場合には、

  → 「Esc」 キーか 「中止」 ボタンを押すと止まります。

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2015/05/17
【 「お気に入り」 をインポートする】


 Vistaをセットアップするときには、

 XPの PCからデータ移行のウイザードでインポートすることも可能ですが、

 その他、別の PCから取り込みたいということであれば、この方法を使うことになります。



 XPの IE6の 「お気に入り」 を Vistaの IE7にインポートする方法は次のとおりです。


 1.IE6で 「ファイル」→「インボートおよびエクスボート」 と選択します。

   これで 「お気に入り」 をファイルに書き出します。


 2.このファイルを、ネットワークやメールなどで IE7の PCに持って行きます。

 3.IE7でインポートします。

   ツールバーの 「☆」 の右隣のアイコンをクリックし 「インポートおよび〜」 を選択します。

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2015/05/16
【互換モード】

 <上級技>


 ビスタでも XP以前のアプリケーションプログラムを使うことができるかもしれません。

 ウインドウズビスタに対応していないプログラムも設定で使える場合があります。

 「互換モード」 を使えば、非対応のプログラムも使えるようにすることができます。



 方法は次のとおりです。


 1.プログラムのショートカットアイコンを右クリック、→「プロパティ」 を開きます。

 2.「互換モード」 で、「互換モード〜」 にチェックを入れて、対象の OSのバージョンを選択します。

 3.「OK」 をクリックします。



 <Windows7>


  1.右クリックし、「プロパティ」 を選択。

  2.「プロパティ」 が表示されるので、「互換性」 のタブをクリツクする。

  3.互換モードの 「互換モードでこのプログラムを実行する」 にチェックします。

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2015/05/15
【IEをビューアとして使う】


 IE ( Internet Explorer ) を画像やテキストのビューアとして使うことができます。

 画像やテキストファイルの中身をすばやく見たいときは、IEを使うのが便利です。



 Internet Explorer に、JPEGや BMP、GIF形式などの画像ファイルやテキストファイルのアイコンを

 ドラッグ&ドロップするだけで、表示できます。

 さらに、Office 2003以降ををインストールしているなら、Wordや Excelなどのファイルも表示できます。


 1.画像ファイルを表示する


   画像ファイルを Internet Explorer にドラッグ&ドロップすると、画像が表示できます。

   アドレス欄には、フォルダ名とファイル名が表示されます。



 2.テキストファイルを表示する


   テキストファイルをドラッグ&ドロップすると文章が読めます。

   ただし、閲覧のみ可能で、修正上書きはできません。



 3.Excelのワークシートを表示する


   同じようにファイルをドラッグ&ドロップすると閲覧できます。

   修正をすることもできます。

   もちろん、数値を変更すれば、合計金額も自動的に再計算されます。

   ワークシートに修正を加えた後に、

   Internet Explorerを閉じようとすると、保存を促すウィンドウが開きます。

   変更を保存するなら 「はい」 をクリックしましょう。

   元のファイルが上書き保存されます。

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2015/05/14
【管理者権限でソフトを使う】


 Vistaは、従来のウインドウズに比べて、セキュリティが厳しくなっています。

 アプリケーションソフトによっては、「管理者権限」 がないと使えないケースもでてきます。



 そのような場合に管理者権限で使う方法は次のとおりです。


 1.そのアプリケーションのショートカットを右クリックします。

 2.「管理者権限で実行」 をクリックします。


 管理者のパスワード画面がでてきますので、管理者のパスワードを入れます。

 勝手に使われては困るアプリケーションソフトに管理者権限をつけておくと便利です。



 <Windows7>


  1.「プロパティ」 をクリック →「互換性」 タブを開いて下さい。

  2.一番下の 「特権レベル」 というブロックに、

    「管理者としてこのプログラムを実行する」 というチェックボックスがあります。

    ここにチェックをして下さい。

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2015/05/13
【アドインなしの IEを使う】


 IEは、セキュリティ上、異常な Web上のやりとりがあると、停止することがあります。

 頻繁に起こるようであれば、アドインのない、IEだけを使って原因を究明することができます。

 Vistaでは、IE ( アドインなし ) というプログラムが用意されています。



 使い方は次のとおりです。


 1.「スタート」→「すべてのプログラム」 を選択します。

 2.「アクセサリ」→「システムツール」→ IE ( アドインなし ) をクリックします。


 この IE ( アドインなし ) は、通常の IEとは、別仕様の IEとなっていますので、

 通常の IEも使うことができます。

 IEでトラブルがあった場合などで一度試してみてください。

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2015/05/11
【エアロの半透明を無効にする】


 Vistaの特徴と言えば、エアロですが、

 この WindowsAeroで 「スタート」 メニューやウインドウなどの枠を半透明にする方法は、

 ウインドウが重なっている場合など、確かに重なって見えないウインドウを探すのに便利です。

 しかし、この半透明効果の処理は、パソコンに負担がかかるのも確かです。

 また、逆に、半透明だとウインドウの部分々が重なって見えて、

 わかりづらかったり、うるさく感じるユーザーもいらっしゃると思います。

 そんな場合は、WindowsAero自体は有効にしたまま、

 ( フリップ3D などは使える ) 半透明効果だけを無効にすることができます。



 方法は次のとおりです。


 1.「コントロールパネル」→「デスクトップのカスタマイズ」→「個人設定」、

   もしくは、「個人設定」 は、デスクトップを右クリックして表示されるメニューからも選ベます。


 2.「ウィンドウの色とデザイン」 を選択します。

 3.「透明感を有効にする」 のチェックを外します。



 <Windows7>


 1.デスクトップの何もない部分を右クリックし、コンテキストメニューの 「個人設定」 をクリックします。

 2.「ウィンドウの色」 をクリックします。

 3.「透明感を有効にする」 のチェックマークを外して、「変更点を保存」 をクリックします。

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2015/05/10
【IE7のタブブラウジング】


 インターネットを見ていると、一度にひとつのサイトしか見ない人でも、

 ほとんどの人が、複数のサイトを行ったり来たりして見ていると思います。

 そこで、IE7では、たくさん開いたページの中身を確認する便利な方法が搭載されました。

 IE7の大きな特徴でもある 「タブブラウジング」 新機能です。

 ひとつのウィンドウで複数のベージを開いて、タブのクリックで切り替えられるというものです。

 しかし、多くのベージを開いてしまうと、どのタブをクリックしていいのかわからなくなります。

 そんなときに、「クイックタブ」 ボタンをクリックします。

 タブの左横に 「ちいさい 4つの四角のあるボタン」 をクリックします。

 開いているページがサムネイルで一覧表示されます。

 これで、見たいページが一目瞭然でわかります。

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2015/05/07
【ReadyBoost ( レディー ブースト ) 】

 Windows Ready Boost 「ウインドウズ レディー ブースト」 と呼びます。


 Vistaは大量のメモリを使います。

 ところが、空きスロットなどの問題で、メモリを増設したくても、増設できないことがあります。

 そんな時、メモリを増設せずにメモリ不足を解消する方法がこの Windows Ready Boostです。

 具体的には、USBメモリを使ってメモリ不足を解消します。

 HDDに比ベてアクセス速度が高速な USBメモリにキャッシュをつくって、

 動作速度を向上させるというわけです。



 方法はとても簡単です。


 1.Vistaマシンに USBメモリをセット ( 差し込む ) 。

 2.自動再生画面が開きます。

   そのメニューの中にある 「システムの高速化」 を選び、高速化に利用する容量を設定。


 ただし、Ready Boostはキャッシュであり、本当のメモリの容量を物理的に増やすものではなく、

 もちろん、メモリそのものを増設した方が高速化には効果があります。

 メモリの増設が難しいノートパソコンなどの場合に効果がでる機能です。

 増設スロットが開いていれば、メモリの増設を検討されたほうがいいかもしれません。

 また、すべての USBメモリが Ready Boostに対応しているわけではないので、

 事前に USBメモリのメーカーに問い合わせておいたほうがよいでしょう。

 メーカーによっては、カタログや HPに、

 「Windows Ready Boost 対応」 と書いているメーカーもたくさんあります。




【複数の USBメモリで ReadyBoost】

 <Windows7>


 Windows7では、2本以上の USBメモリが使えます。

 ReadyBoostは USBメモリなどのメモリで、パフォーマンスを向上させる機能です。

 Vistaでもマシンの性能が不足して重く感じられる場合に、手軽な性能アップの手段として、使えました。

 Windows7では ReadyBoostの機能は同じですが、

 複数の USBメモリを同時に ReadyBoostで利用できるようになりました。



 方法は次のとおりです。


 1.USBメモリを接続して、自動再生ダイアログの 「システムの高速化」 をクリック。

 2.設定画面が表示されたら、「このデバイスを ReadyBoost専用にする」 を選択します 。

 3.複数の USBポートに USBメモリを接続して、ReadyBoostの設定を行います。

 4.マイコンピュータを開くと、複数の USBメモリが ReadyBoostで認識されています。

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2015/05/05
【パフォーマンスの情報とツール】


 「パフォーマンスの情報とツール」でパソコンのスコアを見ることができます。

 Vistaには、「パフォーマンスの評価と改善」 という機能で、

 パソコンの性能をスコアで表すベンチマークを見ることができます



 方法は次のとおりです。


 1.「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」→「パフォーマンスの情報とツール」 を選択します。

   または 「システムとメンテナンス」 で

   「お使いのコンピュータの Windowsエクスぺリエンスインデックス基本スコアを確認」 をクリックします。


 なお、パフォーマンス評価を計測し直したいときは、

 「パフォーマンスの評価と改善」 の右下にある 「スコアを最新の情報に更新」 をクリックする。

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2015/05/02
【ディスク管理、ファイルが削除できない】

 <上級技>


 エクスプローラを使って特定のファイルを削除しようとすると、

 「ファイルを削除できません。ファイルの削除エラー」 というエラーが発生するなどして、

 ファイルを削除できないことがあります。

 この場合は次の手順で、MS-DOS プロンプトやコマンドプロンプトからファイルを削除します。



 方法は次のとおりです。


 1.「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」 をクリックします。

 2.コマンドプロンプトで、以下のようなコマンドを使ってファイルを削除します。

    C:\WINDOWS>DEL <削除するファイル名>


   フォルダの場合は、以下のようなコマンドを使って削除します。

    C:\WINDOWS>RD <削除するフォルダ名>


   ファイル名は DIR コマンドで表示される一番左側の列に表示されます。

    ( Windows 2000/XPで短いファイル名を表示させるには、「dir /x」 コマンドを使います )


 「ファイルが使用中です」 といわれて削除できない場合は、Safe Mode Command Prompt Only、

 ( セーフモードとコマンドプロンプト ) で起動し、コマンドプロンプトから削除します。



 <Windows7>


 1.キーボードの「Windows ( またはStart ) 」 キーを押します。

 2.プログラムとファイルの検索フィールドにカーソルがあることを確認して

   「cmd」 と、入力し、「Enter」 キーを押します。


 3.コマンドプロンプトが起動します。



 <ご注意!!>

  もっとも、アプリケーションソフトなどで、現在使用中のファイルは、そもそも削除できません。

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