情報通信発信局【快適net】
WindowsVista Tips 2017年5月版


パフォーマンスの情報とツール
ReadyBoost(レディーブースト)
IE7のタブブラウジング
エアロの半透明を無効にする Windows7
アドインなしの IEを使う
管理者権限でソフトを使う Windows7
IEをビューアとして使う
「お気に入り」をインポートする
Webページでの BGMを鳴らないようにする
複数の場所の時刻を表示する
ウィンドウを閉じるいろいろな方法

メニューバーがない
メニューバーを表示する

アイコンをグループ化する
サイドバーとガジェット


ディスク管理、ファイルが削除できない Windows7 <上級技>
互換モード Windows7 <上級技>


【用語】

<エアロ(Aero)>
「WindowsVista」のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の描画機能の総称。
3Dグラフィックや透明感を沢山用いた美しい画面を表現する。
但し、エアロを使うには、グラフィックチップに一定以上の性能が要求されます。
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2017/05/31
【サイドバーとガジェット】

 WindowsVistaの画面は、標準で右側に「Windowsサイドバー」が表示されます。

   透明なので、分かり辛いですが、
  良々見ると線の様なものが見えて、サイドバーのスペースが確認出来ます。

  このスペースは「ガジェット」を並ベる為のスペースです。

   ガジェットは、巨大なアイコンスタイルのミニアプリケーションで、
  いつも起動して置いて、すぐに便利に利用出来ます。

  例えば、グラフィックが綺麗な時計。

   単純な時計ですが、画面右下のタスクバーの時計とは違い、
  とても大きくて奇麗で認視性が高くなってます。

   実は、ガジェットは、
  ドラッグするとデスクトップの上に移動させる事も出来て、
  画面の真ん中にも配置出来ます。

  ガジェットは、他にもタイマーやメモ用紙などが有り、使いたいものを選べます。
  ゲームを楽しんだり、お気に入りの写真を小さなスライドショー表示するものも有ります。
  又、インターネットの情報を取り込んで、天気予報や RSSの表示が出来るものも有ります。
  Windows7では、デスクトップの好きな所に、ガジェットを置く事が出来ます。

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2017/05/29
【メニューバーを表示する】

  WindowsVistaのフォルダでは、
 従来のウインドウズの「ファイル」や「編集」などの、
 メニューが一覧表示されている「メニューバー」が表示されません。

  このメニューバーは「Alt」キーを押すと一時的に表示され、
 何か操作をすると消えてしまいます。

 但し、常に表示させて置く事も出来ます。


  方法は次の通りです。

  1.ツールバーの「整理」ボタン →「レイアウト」を選択します。
  2.「メニューバー」を選択して置きます。

  これで、毎回「Alt」キーを押さなくても表示されたままになります。

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2017/05/27
【アイコンをグループ化する】

  エクスプローラ等の表示で「表示」を選択すると、
 「名前」「サイズ」「種類」「更新日時」などの、
 詳細情報を基準にファイルをグループ化出来ます。

  名前別で有れば、ファイルを名前別にグループ化すると、
 アルファベット、数字、五十音の昇順でグループ表示されます。


  設定の方法は次の通りです。

  1.フォルダもしくは、エクスプローラーを起動します。
  2.フォルダもしくは、エクスプローラーで、
    「表示」メニューを何度か押すと表示形式が色々替わります。

  3.更に「表示」の右の小さな「▼」を押すと、
    アイコンや表示形式を縦のスライダーで調節する事が出来ます。

  これで、これ以降、名前、アクセス日時、種類を選べばその種類で見やすくソートされます。

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2017/05/25
【メニューバーがない】

  WindowsVistaでは、
 フォルダウインドウや IE7(InternetExplorer7)など、
 ウインドウを開いてもメニューバーが無いウインドウが複数有ります。

 これは、画面を広く使う為、一部のソフトやウィンドウはメニューバーを省略している為です。
 しかし、メニューバーを表示する事も可能です。


  方法は次の通りです。

   →「Alt」キーを押します。

  これで、多くのソフトのメニューが表示されるようになります。
  フォルダウインドウや InternetExplorerでこの方法が使えます。

   「Alt」キーは、
  パソコンのキーボードの一番下、スペースキーの左右両隣辺りに有ると思います。

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2017/05/23
【ウィンドウを閉じるいろいろな方法】

  ウィンドウを閉じる時、通常は右上の「閉じる」ボタンをクリックしますが、
 WindowsXPには、その他にもウィンドウを閉じる為の方法が幾つか有ります。

  ここで紹介する方法を使えば、
 その都度、右上にカーソルを移動しなくてもウィンドウを閉じる事が出来ます。


 <方法 1>

   ウィンドウ左上のフォルダのアイコンをダブルクリック。

    フォルダのアイコンをクリックして表示されるメニューで、
   「閉じる」を選択して閉じる事も出来ます。


 <方法 2>

    タイトルバーを右クリックして表示されるメニューから、
   「閉じる」を選択して閉じる事が出来ます。


 <方法 3>

   キーボード ショートカットで閉じる事も出来ます。
    →「Alt」キー +「F4」キー


 <方法 4>

   キーボードショートカットで閉じる方法がもう一つ有ります。
    →「Alt」キーと「スペース」キーを押してメニューが表示されたら「C」キーを押す。

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2017/05/22
【複数の場所の時刻を表示する】

 勿論 Vistaの時刻は、インストール時に設定したタイムゾーンが 1つ表示されます。

  しかし、設定すれば別の場所の時刻も同時に表示する事が出来ます。

  方法は次の通りです。

  1.「コントロールパネル」→「時計、言語、および地域」
    →「日付と時計」を選択。

  2.「日付と時計」→「追加の時計」タブをクリック。
  3.「この時計を表示する」にチェックを入れ、
   「タイムゾーン」で地域を選び「表示名の入力」に地域名などを入れる。

  これで、タスクバーの時計をクリックすれば、その時計を同時に表示出来ます。
  又、ガジェットを使っても、複数の場所の時刻を表示する事が出来ます。
  ガジェットは別途ご説明します。
  外国に家族や友人がいる場合、電話するタイミングを知るのに便利です。

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2017/05/19
【Webページでの BGMを鳴らないようにする】

  インターネットで Webページを表示すると、
 時たま BGMが設定されていて鳴り続ける場合が有ります。

  楽しい設定ですが、何度も開いていると少し邪魔になったり、
 状況によっては、回りの人への配慮で鳴らないようにしたくなる時も有ります。

 鳴らないように次の操作で設定する事が出来ます。


  方法は次の通りです。

  1.InternetExplororを起動し、
    「ツール」から「インターネットオプション」を選択します。

    →「ツール」が見当たらない時は「Alt」キーを押します。

  2.「詳細設定」タブを開きます。
  3.「マルチメディア」の項目から、
     「Webページのサウンドを再生する」のチェックを外し、
    →「OK」ボタンを押します。

 この設定で BGMが設定されている Webページを開いてもサウンドが鳴りません。

 尚、見ている途中で、一時的にサウンドを停めたい場合には、
  →「Esc」キーか「中止」ボタンを押すと止まります。

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2017/05/17
【「お気に入り」をインポートする】

  Vistaをセットアップする時には、
 XPの PCからデータ移行のウイザードでインポートする事も可能ですが、
 その他、別の PCから取り込みたいと言う事で有れば、この方法を使う事になります。


  XPの IE6の「お気に入り」を Vistaの IE7にインポートする方法は次の通りです。

  1.IE6で「ファイル」→「インボートおよびエクスボート」と選択します。
    これで「お気に入り」をファイルに書き出します。

  2.このファイルを、ネットワークやメールなどで IE7の PCに持って行きます。
  3.IE7でインポートします。
    ツールバーの「☆」の右隣のアイコンをクリックし「インポートおよび〜」を選択します。

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2017/05/16
【互換モード】

 <上級技>

 ビスタでも XP以前のアプリケーションプログラムを使う事が出来るかも知れません。

  ウインドウズビスタに対応していないプログラムも設定で使える場合が有ります。
  「互換モード」を使えば、非対応のプログラムも使えるようにする事が出来ます。


  方法は次の通りです。

  1.プログラムのショートカットアイコンを右クリック →「プロパティ」を開きます。
  2.「互換モード」で「互換モード〜」にチェックを入れて、
    対象の OSのバージョンを選択します。

  3.「OK」をクリックします。


 <Windows7>

  1.右クリックし「プロパティ」を選択。
  2.「プロパティ」が表示されるので「互換性」のタブをクリツクする。
  3.互換モードの「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックします。

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2017/05/15
【IEをビューアとして使う】

 IE(Internet Explorer)を画像やテキストのビューアとして使う事が出来ます。

  画像やテキストファイルの中身を素早く見たい時は IEを使うのが便利です。

   Internet Explorerに JPEGや BMP、GIF形式などの、
  画像ファイルやテキストファイルのアイコンを、
  ドラッグ&ドロップするだけで表示出来ます。

   更に Office 2003以降ををインストールしているなら、
  Wordや Excelなどのファイルも表示出来ます。

  1.画像ファイルを表示する

    画像ファイルを Internet Explorerにドラッグ&ドロップすると画像が表示出来ます。
    アドレス欄には、フォルダ名とファイル名が表示されます。


  2.テキストファイルを表示する

    テキストファイルをドラッグ&ドロップすると文章が読めます。
    但し、閲覧のみ可能で修正上書きは出来ません。


  3.Excelのワークシートを表示する

    同じように、ファイルをドラッグ&ドロップすると閲覧出来ます。
    修正をする事も出来ます。
    勿論、数値を変更すれば合計金額も自動的に再計算されます。

     ワークシートに修正を加えた後に、
    Internet Explorerを閉じようとすると保存を促すウィンドウが開きます。

    変更を保存するなら「はい」をクリックしましょう。
    元のファイルが上書き保存されます。

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2017/05/14
【管理者権限でソフトを使う】

 Vistaは、従来のウインドウズに比べて、セキュリティが厳しく成っています。

   アプリケーションソフトによっては、
  「管理者権限」が無いと使えないケースも出て来ます。


  そのような場合に管理者権限で使う方法は次の通りです。

  1.そのアプリケーションのショートカットを右クリックします。
  2.「管理者権限で実行」をクリックします。

  管理者のパスワード画面が出て来ますので、管理者のパスワードを入れます。

  勝手に使われては困るアプリケーションソフトに管理者権限を付けて置くと便利です。


 <Windows7>


  1.「プロパティ」をクリック →「互換性」タブを開いて下さい。
  2.一番下の「特権レベル」と言うブロックに、
    「管理者としてこのプログラムを実行する」というチェックボックスが有ります。

    ここにチェックをして下さい。

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2017/05/13
【アドインなしの IEを使う】

 IEは、セキュリティ上、異常な Web上のやり取りが有ると停止する事が有ります。

  頻繁に起こるようで有れば、アドインのない IEだけを使って原因を究明する事が出来ます。
  Vistaでは IE(アドインなし)と言うプログラムが用意されています。


  使い方は次の通りです。

  1.「スタート」→「すべてのプログラム」を選択します。
  2.「アクセサリ」→「システムツール」→ IE(アドインなし)をクリックします。

   この IE(アドインなし)は、
  通常の IEとは別仕様の IEとなっていますので、通常の IEも使う事が出来ます。

  IEでトラブルが有った場合などで一度試してみて下さい。

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2017/05/11
【エアロの半透明を無効にする】

  Vistaの特徴と言えば、エアロですが、
 この WindowsAeroで「スタート」メニューやウインドウなどの枠を半透明にする方法は、
  ウインドウが重なっている場合など、
 確かに重なって見えないウインドウを探すのに便利です。

 しかし、この半透明効果の処理は、パソコンに負担が掛かるのも確かです。

  又、逆に半透明だとウインドウの部分々が重なって見えて、
 分かり辛かったり、うるさく感じるユーザーもいらっしゃると思います。

  そんな場合は WindowsAero自体は有効にしたまま、
 (フリップ3D などは使える)半透明効果だけを無効にする事が出来ます。


  方法は次の通りです。

  1.「コントロールパネル」→「デスクトップのカスタマイズ」→「個人設定」、
     もしくは「個人設定」は、
    デスクトップを右クリックして表示されるメニューからも選ベます。

  2.「ウィンドウの色とデザイン」を選択します。
  3.「透明感を有効にする」のチェックを外します。


  <Windows7>


  1.デスクトップの何もない部分を右クリックし、
    コンテキストメニューの「個人設定」をクリックします。

  2.「ウィンドウの色」をクリックします。
  3.「透明感を有効にする」のチェックマークを外して、
    「変更点を保存」をクリックします。

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2017/05/09
【IE7のタブブラウジング】

  インターネットを見ていると、一度に一つのサイトしか見ない人でも、
 殆んどの人が、複数のサイトを行ったり来たりして見ていると思います。

 そこで IE7では、たくさん開いたページの中身を確認する便利な方法が搭載されました。
 IE7の大きな特徴でも有る「タブブラウジング」新機能です。
 一つのウィンドウで複数のベージを開いて、タブのクリックで切り替えられるというものです。
 しかし、多くのベージを開いてしまうと、どのタブをクリックしていいのか解らなくなります。
 そんな時に「クイックタブ」ボタンをクリックします。
 タブの左横に「ちいさい 4つの四角の有るボタン」をクリックします。
 開いているページがサムネイルで一覧表示されます。

 これで、見たいページが一目瞭然で解ります。

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2017/05/07
【ReadyBoost(レディーブースト)】

 Windows Ready Boost「ウインドウズレディー ブースト」と呼びます。

  Vistaは大量のメモリを使います。

   ところが、空きスロットなどの問題で、
  メモリを増設したくても増設出来ない事が有ります。

   そんな時、メモリを増設せずに、
  メモリ不足を解消する方法がこの Windows Ready Boostです。

  具体的には USBメモリを使ってメモリ不足を解消します。

   HDDに比ベて、
  アクセス速度が高速な USBメモリにキャッシュを作って、
  動作速度を向上させると言う訳です。


  方法はとても簡単です。

  1.Vistaマシンに USBメモリをセット(差し込む)。
  2.自動再生画面が開きます。
     そのメニューの中に有る「システムの高速化」を選び、
    高速化に利用する容量を設定。

   但し Ready Boostはキャッシュで有り、
  本当のメモリの容量を物理的に増やすものでは無く、

  勿論、メモリそのものを増設した方が高速化には効果が有ります。

  メモリの増設が難しいノートパソコンなどの場合に効果が出る機能です。
  増設スロットが開いていれば、メモリの増設を検討された方が良いかも知れません。

   又、すべての USBメモリが Ready Boostに対応している訳では無いので、
  事前に USBメモリのメーカーに問い合わせて置いた方が良いでしょう。

   メーカーによっては、カタログや HPに、
  「Windows Ready Boost対応」と書いているメーカーも沢山有ります。

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2017/05/05
【パフォーマンスの情報とツール】

 「パフォーマンスの情報とツール」で、パソコンのスコアを見る事が出来ます。

  Vistaには「パフォーマンスの評価と改善」という機能で、
  パソコンの性能をスコアで表すベンチマークを見る事が出来ます。


  方法は次の通りです。

  1.「コントロールパネル」→「システムとメンテナンス」
    →「パフォーマンスの情報とツール」を選択します。

     又は 「システムとメンテナンス」で、
    「お使いのコンピュータの
     Windowsエクスぺリエンスインデックス基本スコアを確認」をクリックします。

   なお、パフォーマンス評価を計測し直したい時は、
  「パフォーマンスの評価と改善」の右下に有る、
  「スコアを最新の情報に更新」をクリックする。

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2017/05/02
【ディスク管理、ファイルが削除できない】

 <上級技>

  エクスプローラを使って特定のファイルを削除しようとすると、
 「ファイルを削除できません。ファイルの削除エラー」というエラーが発生するなどして、
 ファイルを削除出来ない事が有ります。

  この場合は次の手順で、
 MS-DOSプロンプトやコマンドプロンプトからファイルを削除します。


  方法は次の通りです。

  1.「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」
    →「コマンドプロンプト」をクリックします。

  2.コマンドプロンプトで、以下のようなコマンドを使ってファイルを削除します。
     C:\WINDOWS>DEL <削除するファイル名>

    フォルダの場合は、以下のようなコマンドを使って削除します。
     C:\WINDOWS>RD <削除するフォルダ名>

    ファイル名は DIR コマンドで表示される一番左側の列に表示されます。
     (Windows 2000/XPで短いファイル名を表示させるには「dir /x」コマンドを使います)

   「ファイルが使用中です」 といわれて削除できない場合は、
  Safe Mode Command Prompt Only、
  (セーフモードとコマンドプロンプト)で起動し、コマンドプロンプトから削除します。


 <Windows7>

  1.キーボードの「Windows(又はStart)」キーを押します。
  2.プログラムとファイルの検索フィールドにカーソルが有る事を確認して、
    「cmd」と入力し「Enter」キーを押します。

  3.コマンドプロンプトが起動します。


 <ご注意!>

   もっとも、
  アプリケーションソフトなどで現在使用中のファイルは、そもそも削除出来ません。

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